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新年好!(中国語であけましておめでとうございます。) あなたは今年、お年玉をもらいましたか、それともあげましたか?中 国にも、お正月に子供にお年玉をあげる風習がある。(圧歳銭という。) わたしは子供の頃、一年の中で一番待ち望んでいたのはお正月だ。も ちろんその目当てはお年玉だ。なぜなら、お年玉が一年の収入のすべ てだから。欲しい絵本や文房具を一年中考えていたせいか、正月はなか なかやってこなかった。 おじいちゃんおばあちゃんはもちろん、親戚一同のうちを廻り、行儀 よく可愛いらしく「新年好!」と挨拶しに行くのがお正月の仕事だ。 お年玉を大事に手袋の中にしまって、意気揚々と家にもどると、父親 が待ちかまえて「いくらもらった?」と興味津々。 「あっ今年もだ。貴重な収入を巻き上げられないようにしなきゃ」と 警戒する。 「実は、今日親戚の子供がいっぱい来てお年玉をいっぱい取られてし まったんだ。ちょっと手詰まりしているから、お年玉を分けてくれない?」 「・・・去年と同じせりふだ。私も一歳成長したのだ。だまされない ぞ」と口には出さず心に思った。 「でもね。ただ下さいという訳じゃないよ。来年には2倍にして返す よ」と好条件を持ち出した。やはり子供だった私は、ついその美味し い話に乗ってしまう。翌年、なぜかその口約束を覚えているのは私だ けだった。 時は流れて、私も立派な?大人になった。単身来日し、自立した。そ して日本人と結婚し、初めてお正月を迎えた時、義理のお父さまから なんとお年玉を頂いた。「えっ日本にもお年玉の習慣があるんだ」とう れしい驚きだった。でもこの年になってお年玉を頂くのは恥ずかしく 感じるので、お礼にプレゼントをする。もちろんハルビンの父にも。 え?お年玉を巻き上げられたのにですって?とんでもない、ハルビン の父は10年前に私に日本へのチケットと留学資金という大きなお年 玉をくれたのですから。 |
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